
図4.高分子放出型リポソームからのマーカーの流出
リポソームは内水相を高張とするために種々の濃度のグルコン酸ナトリウム溶液中で調製した。少量のカルセイン(a)または蛍光標識デキストラン(b)をリポソームに内封し、リン酸緩衝生理食塩水(0.3 OsM)中で10分各温度に加熱した後、遊離したマーカー量を求めた。内水相のグルコン酸ナトリウムはそれぞれ○、0.15M (0.3OsM) ; ●、0.3M (0.6 OsM) ; ▲、0.45M (0.9 OsM) ; ■、0.6M (1.2 OsM) を用いた。