自己組織化単分子膜作製用試薬
Amine Coupling Kit
<特長> |
- カルボン酸を有するSAM表面上に簡単にタンパク質を固定化することができる
- カルボン酸の活性化、タンパク質の固定化およびブロッキング操作まで行うことができる
- 1 shot type で溶液調製が簡単
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QCMやSPR等の基板上にタンパク質を固定化する方法のひとつとしてアミンカップリング法があります。アミンカップリング法とは、センサーチップ上のカルボン酸をN -ヒドロキシこはく酸イミド(NHS)と 1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(WSC)で活性化し、タンパク質中のアミノ基と反応させて固定化する方法です。このたび、小社ではカルボン酸を有するSAMs(Self-Assembled Monolayers)表面に簡単にタンパク質を固定化するためのキットを開発いたしました。
本キットに含まれるWSCとNHSは、付属のActivation buffer で溶解するだけですぐ使用できる 1shot type のため、試薬調製の手間がかかりません。またタンパク質固定化後、付属の Blocking solution を用いることで、タンパク質の非特異的吸着を抑えることができます。
本キットには、アミンカップリングを行うための試薬およびバッファー類が全て含まれており、カルボン酸の活性化、タンパク質の固定化、そしてブロッキングまでの操作すべてを行うことができます。
<キット内容> |
- WSC × 4本
- NHS × 4本
- Activation buffer × 1本
- Reaction buffer × 1本
- Blocking solution × 1本
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