03 分子生物学関連試薬
13 生化学用緩衝剤

MOPS 分子生物学用

MOPS 分子生物学用

生化学用緩衝剤: pH 6.5 - 7.9

  • 製品コード
    GB71  MOPS 分子生物学用
  • CAS番号
    1132-61-2
  • 化学名
    3-Morpholinopropanesulfonic acid
  • 分子式・分子量
    C7H15NO4S=209.26
容 量 メーカー希望
小売価格
富士フイルム
和光純薬
20 g ¥3,500 347-08243
100 g ¥11,800 341-08241
500 g ¥42,700 343-08245

【別名】
3-モルホリノプロパン-1-スルホン酸、4-モルホリンプロパンスルホン酸、3-(N-モルホリノ)プロパンスルホン酸

性質

MOPSはグッド緩衝剤(Good's buffer:グッドバッファー)の一つで、その中でも代表的な緩衝剤である。
生化学分野で広く使用されており、電気泳動用バッファーとしても利用される。
しかし、分子生物学用として使用する上ではDNase free,RNase freeなど、より厳密な品質を求められる。
MOPS 分子生物学用はDNase,RNase試験(不検出)、エンドトキシン試験(試験適合)を行なっており、かつ純度99.5%以上を保証したものである。
水にはよく溶けるが、有機溶媒には溶けない。
pKa=7.2、pH6.5~7.9の緩衝液を作るのに適する。

一般規格の製品をご要望の場合には、同仁コード:GB13 MOPSをご覧いただきたい。

技術情報

溶解例

10.46 g/50 ml(水)

よくある質問

Q

試薬が容器内で固まっていますが、品質に影響はありますか?

A

品質に問題はございません。保存期間中に吸湿等の要因で固まる場合がありますので、金属製の薬さじ等を用いて固まりを崩してご使用ください。
なお、容器を振って固まりを崩すと、固まりで容器の内側が削られて、水に溶解した際に不溶物として混入する可能性がありますので、ご注意ください。

取扱条件

規格
性状: 本品は、白色結晶性粉末で水に溶ける。
純度(滴定): 99.5% 以上
水溶状: 試験適合 0.020 以下(300 nm)
乾燥減量(110℃): 0.30% 以下
強熱残分(硫酸塩): 0.10% 以下
重金属(Pbとして): 0.0005% 以下
鉄(Fe): 0.0005% 以下
RNase: 不検出
DNase: 不検出
エンドトキシン: 試験適合
IRスペクトル: 試験適合
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