PIPES 分子生物学用

生化学用緩衝剤: pH 6.1 - 7.5
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製品コードGB72 PIPES 分子生物学用
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CAS番号5625-37-6
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化学名Piperazine-1,4-bis(2-ethanesulfonic acid)
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分子式・分子量C8H18N2O6S2=302.37
容 量 | メーカー希望 小売価格 |
富士フイルム 和光純薬 |
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20 g | ¥4,600 | 344-08253 |
100 g | ¥12,000 | 348-08251 |
500 g | ¥43,100 | 340-08255 |
【別名】
ピペラジン-1,4-ビス(2-エタンスルホン酸)、1,4-ピペラジンジエタンスルホン酸、ピペラジン-N,N′-ビス(2-エタンスルホン酸)、ピペラジン-1,4-ビス(2-エタンスルホン酸)
性質
PIPESはグッド緩衝剤(Good's buffer:グッドバッファー)の一つで、その中でも代表的な緩衝剤である。
細胞培養、組織培養など生化学分野で広く使用されている。
しかし、分子生物学用として使用する上ではDNase free,RNase freeなど、より厳密な品質を求められる。
PIPES 分子生物学用はDNase,RNase試験(不検出)、かつ純度99.7%以上を保証したものである。
水には遊離酸の状態ではあまり溶けない(1 g/l, 100℃)。ナトリウム塩はよく溶けて、1.4 mol/l(0℃)で飽和する。有機溶媒には溶けない。
pKa=6.80、pH6.1~7.5の緩衝液を作るのに適する。
一般規格の製品をご要望の場合には、同仁コード:GB15 PIPESをご覧いただきたい。
技術情報
溶解例
15.12 g/50 ml [30 ml(2 mol/l-NaOH) + 水]
よくある質問
取扱条件
性状: | 白色結晶性粉末 |
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純度(滴定): | 99.5% 以上 |
アルカリ溶状: | 試験適合 0.030 以下(300 nm) |
乾燥減量(110℃): | 0.50% 以下 |
強熱残分(硫酸塩): | 0.10% 以下 |
重金属(Pbとして): | 0.0005% 以下 |
鉄(Fe): | 0.0005% 以下 |
RNase: | 不検出 |
DNase: | 不検出 |
IRスペクトル: | 試験適合 |