03 分子生物学関連試薬
13 生化学用緩衝剤

MES 分子生物学用

MES 分子生物学用

生化学用緩衝剤: pH 5.5 - 7.0

  • 製品コード
    GB81  MES 分子生物学用
  • CAS番号
    145224-94-8
  • 化学名
    2-Morpholinoethanesulfonic acid, monohydrate
  • 分子式・分子量
    C6H13NO4S・H2O=213.25
容 量 メーカー希望
小売価格
富士フイルム
和光純薬
20 g ¥3,700 344-08351

【別名】
2-モルホリノエタンスルホン酸、2-(N-モルホリノ)エタンスルホン酸, 4-モルホリンエタンスルホン酸

性質

MESはグッド緩衝剤(Good's buffer:グットバッファー)の一つで、代表的な緩衝剤である。細胞培養、組織培養など生化学分野で広く使用されている。
MES 分子生物学用はDNase,RNase試験(不検出)、エンドトキシン試験(試験適合)を行なっており、かつ純度99.5%以上を保証したものである。
水には溶けるが、TES、HEPES に比較すれば溶解度は小さく、0.65 mol/l(0℃)で飽和する。有機溶媒には溶けない。pKa=6.15、pH5.5~7.0の緩衝液を作るのに適する。
 
一般規格の製品をご要望の場合には、同仁コード:GB12 MESをご覧いただきたい。
 

技術情報

溶解例

10.66 g/50 ml(水)

よくある質問

Q

試薬が容器内で固まっていますが、品質に影響はありますか?

A

品質に問題はございません。保存期間中に吸湿等の要因で固まる場合がありますので、金属製の薬さじ等を用いて固まりを崩してご使用ください。
なお、容器を振って固まりを崩すと、固まりで容器の内側が削られて、水に溶解した際に不溶物として混入する可能性がありますので、ご注意ください。

取扱条件

規格
性状: 本品は、白色結晶性粉末で水に溶ける。
純度(滴定): 99.5% 以上
水溶状: 試験適合 0.020 以下(300 nm)
乾燥減量(110℃): 6.0~9.0%
強熱残分(硫酸塩): 0.10% 以下
重金属(Pbとして): 0.0005% 以下
鉄(Fe): 0.0005% 以下
DNase: 不検出
RNase: 不検出
エンドトキシン: 試験適合
IRスペクトル: 試験適合
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