開発者が語る試薬の使い方セミナー 2021

オンライン開催:無料

いまさら聞けない、けど勉強したい
試薬の使い方  セミナー(全5回)
~DOJIN は語りだす~

細胞機能解析の研究者様へ、過日全5回にわたり開催しました「試薬の使い方セミナー」。
ご好評から再視聴のご要望を多数いただきまして、この度アーカイブとして公開しました。またタイトルの資料もダウンロードいただけます。
「これから実験を始められる方」や「今更人には聞きづらい、もう一度勉強したいという方」に、各タイトルの開発者たち”DOJIN 5”が試薬の使い方や測定意義などをわかりやすく解説します。

セミナータイトル
第1回 出た!細胞内代謝の全貌 ~ エネルギー代謝解析の実験を解説 ~
第2回 光れ!ミトコンドリアたちっ! ~ ミトコンドリア膜電位の実験を解説 ~
第3回 潜入!細胞膜の先へ・・・ ~ 細胞膜関連実験の入門編 ~
第4回 魁!エクソソーム塾 ~ エクソソーム回収実験の入門編 ~
第5回 栄養素よ!何処へ行く・・・ ~ 様々な栄養素の測定意義や実験例を解説 ~

伝える精鋭たち!

同仁化学研究所の開発部隊をご紹介!その名も、、、細胞機能解析戦隊 Dojin(ファイブ)

今回は、我らが開発部隊Dojinが、それぞれに得意な分野を徹底解説!もし、今回のセミナーで推しメンができましたら、幸いです!

セミナーアーカイブ

第1回 出た!細胞内代謝の全貌

~エネルギー代謝解析の実験を解説~

発表者:Dojinピンク
開発部
得意分野:代謝関連研究

最近壊した物:美顔ローラー

本セミナーでは、キットを用いた細胞のエネルギー代謝解析について、「こういう場合には何を指標に確認すれば良い?」「これを確認するとどういうコトが分かる?」といった内容を中心に、複数指標を測定する際の実験の流れを分かりやすく、実際の実験例を交えながら解説を行います。また、細胞のエネルギー(ATP)産生に焦点を当て、ATP合成阻害剤や解糖系阻害剤を組み合わせて代謝解析を行うキットについてもご紹介します。

 

 
出た!細胞内代謝の全貌 視聴者からのコメント

"Dojinピンク最高です。今後のセミナーもたいへん楽しみにしています。" 企業

誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"DOJINピンク様、ウェビナーありがとうございました。" アカデミア

誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"DOJINアンケート入力していたらピンクさん見逃しました。" 企業

誠にありがとうございます。
誠に残念です。こちらの細胞層の動画を見ていただけますと幸いです。


"ピンクさん有難うございました。お昼休み開催のため、 業務時間とかぶらず視聴できるので参加しやすいです。課題と解決策がまとまっていて、とても分かりやすかったです。最後に製品訴求点まとめページがあるとより分かりやすくなると思いました。最後、上の画面に真面目な司会者、下の画面にピンクさんが手を振っている画面でギャップがとても面白かったです。" 企業

誠にありがとうございます。 今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"セミナーありがとうございます。勉強になりました。" 企業

感謝を賜りまして、誠にありがとうございます。 今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"大変興味深い内容でした。次回以降も聞きたいと思います。" アカデミア

感謝を賜りまして、誠にありがとうございます。 今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"短時間に簡潔に,実際の例を出して説明して頂き、よいセミナーだと思いました。" アカデミア

誠にありがとうございます。 今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"NAD/NADH assay等、アッセイの前に細胞数の測定を行っていると思いますが、 どのような方法での細胞数測定を想定されているでしょうか。トリパンブルーを用いた方法でしょうか。また細胞数測定後に細胞溶解や除タンパク処理の工程があったと思いますが、細胞溶解・除タンパクの工程は96wellでも実施可能な方法でしょうか。" 企業

細胞数の測定はトリパンブルーを用いたセルカウントにて行いました。 大変恐縮ながら、96 wellプレートのご使用は難しいです。理由は、NAD/NADH Assay, Glutamine Assay, α-KG Assay等を行う際に必要な細胞数が、2.5×10^5 cells~4×10^6 cellsと多いためです。そのため、96 wellプレートスケール(10^4 cells)の細胞数ではご使用できません。


"最初の実施例に使用された細胞はなにでしたでしょうか." アカデミア

A549細胞になります。


"専門外なのでよくわからなかったのですが、 ミトコンドリアの機能低下を解糖系の亢進により評価するのは、遠回りではないでしょうか。また、使用したいときに自分の実験に適切な方法であるのかを判断するために、ミトコンドリアの機能低下と解糖系の亢進が一致しない事例があれば教えて下さい。" アカデミア

ご指摘いただきましてありがとうございます。「ミトコンドリア機能低下を解糖系の亢進により評価する」件に関しまして、下記にご説明させていただきます。 「ミトコンドリア機能を阻害する薬剤で処理した」あるいは、「ミトコンドリア機能が低下している」にも関わらず、エネルギー産生(ATP)に変化が見られないといった場合がございます。こちらの謎を解析する1つの方法として、「解糖系が亢進しているかを見てみると良い」という話をご紹介させて頂きました。 事例に関しましては、下記論文を紹介させていただきます。 「Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 2010, 107(5),2037」の論文報告では、ヒトリンパ腫のLDHAを阻害した際、ミトコンドリア膜電位の低下、乳酸産生量の低下という結果が得られています。ただし、ミトコンドリア呼吸活性(酸素消費)は増加します。このように、ミトコンドリア機能を膜電位で評価すると低下しているが、呼吸活性を見ると増加している…という事例もございました。このような事例の解析方法として、複数の指標(解糖系や酸化的リン酸化系等)で評価することをお勧めします。


"全て参加させて戴きます。" アカデミア

誠にありがとうございます。 今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"各細胞やタンパクのデータを出す上で、 手技が必要になると思います。ウェスタンブロット やELISAなどのセミナーをしてほしいです。" アカデミア

頂戴致しましたご意見を今後の活動に活かしてまいります。 ご助言誠にありがとうございます。


"その分野の基礎知識などをもっとご紹介頂けると、 不慣れな研究者の勉強になり良いと思いました。" 企業

頂戴致しましたご意見を今後の活動に活かしてまいります。 ご助言誠にありがとうございます。


"細胞老化の指標として細胞内のATP量を測定と 記載されていたが、貴社では培養しながら細胞内ATP量の経時的な変化を測定する試薬やキットは販売していますでしょうか?また次回のセミナーの内容はミトコンドリアの膜電位についてですが、そこと絡めて小胞体との関係やアポトーシス前の流れなども可能であれば聞きたいです。" アカデミア

大変恐縮ながら、経時的な測定可能なATP測定キットは現時点では販売しておりません。 頂戴致しましたご意見を今後の活動に活かしてまいります。 ご助言誠にありがとうございます。

第2回 光れ!ミトコンドリアたちっ!

~ミトコンドリア膜電位の実験を解説~

発表者:Dojinレッド
開発部、マーケティング部
得意分野:ミトコンドリア関連研究
好きな手役:タンヤオ・ピンフ・三色同順

本セミナーでは、ミトコンドリア研究の中でも最も測定されている膜電位や形態変化について、様々な実験例と試薬の使用に注意点をご紹介致します。「染色のタイミングはいつ?」「組み合わせて染色するにはどうすればいい?」「測定装置に持っていくまで、どうすればいい?」など、初めてミトコンドリア研究を行う方や、ルーティンで行われている方向けのお悩みを解決する弊社新製品の操作方法や実験例をご紹介致します。また、普段お客様が感じられている疑問点をできる限り解消できる場となれば幸いです。

 

 
光れ!ミトコンドリアたちっ! 視聴者からのコメント

"DOJINレッドの説明が分かりやすかったです。ノリも良くて最高でした。" 企業

誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"とても丁寧な説明で勉強になりました。
疑問点についても理解できました。ありがとうございました。
(DOJIN  Red氏のハッスル度合いと司会の方の冷静な様子が対照的でした。)"
 アカデミア

⇒誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"たいへん勉強になりました。ありがとうございます。" アカデミア

感謝を賜りまして、誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"製品の比較が実験手法と絡めて説明していたので、とても分かりやすく、ためになった。次回も同様にしていただけると嬉しい。" アカデミア

誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"短時間で分かりやすい説明でした。次回セミナーも楽しみにしています。" 企業

誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"JC-1を使用した際に、赤と緑(青)の割合で結果を表示するとおもいますが、実際の解析の際、一つ細胞で赤と緑(青)の両方が解析されることはありますか。もしある場合は、どの様に解析したらよいでしょうか。もし、ない場合は、どのようにトラブルシューティングしたらよいでしょうか。よろしくお願い申し上げます。" アカデミア

基本的に一つの細胞の赤色蛍光と緑色蛍光の両方を測定し、得られた結果から比率を算出します。
解析手段は検出機により異なります。顕微鏡、FCM、プレートリーダーの設定をこちらのWebページ内(JC-1の製品ページ)の実験例に記載しております数値を参考に検出されてください。それぞれに得られる数値(緑と赤)から比率を算出してください。
気を付けるポイントは、蛍光の漏れ込みに注意してください。特にFCMでは漏れ込みが発生しやすいため、その場合はコンペンセーションが必要となります。


"MT-1を組織で使った事例はありますか?ハエで使えるか検討しています。" アカデミア

大変恐縮ながら、事例がございません。
染色可能の可否の判断は、染色を行う際に対象サンプルのミトコンドリア膜電位があることが重要なポイントとなります。
膜電位が消失していると思われる場合は、使用することができません。
しかし、膜電位があると思われる場合は、対象サンプルにより染色濃度が異なる可能性があるため、染色濃度のご検討を頂けますと測定できる可能性があるかもしれません。


"当方では、主にES細胞を用いて研究をしております。
ミトコンドリア観察のために現在はMitotracker greenを使用しておりますが、試薬の浸透が悪いのか、コロニー辺縁の細胞と中央の細胞では染色に差があり均一に染めることができないようです。
セミナーでご紹介されていたミトコンドリア染色試薬(MitoBright LT)は、非結合とありましたが、試薬の特性によって、このような浸透の差などありますでしょうか。 あるいは、一般に処理時間を伸長すれば、このような問題は改善される可能性はあるのでしょうか? もしノウハウなどお持ちでしたら、お教え頂けますと幸いです。"
 アカデミア

大変恐縮ながら、実績がないために的確なご返答が叶いませんが、結合型の色素のコロニー内部への浸透性が悪くなることは、辺縁の細胞内で色素が結合してしまう事で色素が浸透しない可能性も十分あり得るかと存じます。
結合しない色素MitoBright LT色素の色素濃度やインキュベート時間を至適な条件で染色していただくことで、前述の課題が克服できる可能性があるかと私も考察いたします。 もしよろしければ、お試しいただけますと幸いです。
お勧めさせていただきますノウハウに関しては、弊社色素は一週間以上滞留した実績もございますので、コロニーを形成し始める段階からMitoBright LTにて染色することはいかがでしょうか。もしくは、コロニー形成後に染色する場合、高濃度or長期間のインキュベート時間でご検討していただけますと可能性はあるかと存じます。


"結合タイプのミトコンドリアマーカーと他オルガネラの免疫染色法について興味があります。" 企業

ご興味頂きまして誠にありがとうございます。本セミナーがお役に立ちましたら幸いでございます。


"オートファジー関連の試薬や解析方法について知りたい" アカデミア

頂戴致しましたご意見を今後の活動に活かしてまいります。
ご助言誠にありがとうございます。


"こちらの音源確認のため、開始前の待合画面で音楽か何か音を鳴らして欲しい" アカデミア

頂戴致しましたご意見を今後の活動に活かしてまいります。
ご助言誠にありがとうございます。


"すみません、実験の都合でほとんど見ることができませんでした。資料をいただけたら幸いです。" 企業

コメントいただき誠にありがとうございます。今回の動画がお役に立ちましたら幸いでございます。


"時間が合わず、前半を聴き逃したのが悔やまれます。
セミナー資料でなんとか追いつければいいんですが。ちなみに第一回も時間が合わず参加できませんでした。こちらもせめて資料をもらえれば有り難いのですが。。。
" アカデミア

コメントいただき誠にありがとうございます。今回の動画がお役に立ちましたら幸いでございます。

第3回 潜入!細胞膜の先へ・・・

~細胞膜関連実験の入門編~

発表者:Dojinグリーン
開発部
得意分野:膜・エンドサイトーシス関連研究
至福の時間:確変中の右打ち

本セミナーでは、細胞膜染色色素およびエンドサイトーシス検出試薬を用いた細胞内外の動態解析について、「興味はあるけど、難しいイメージがあってまだチャレンジできていない」「昔やったけどうまくできなかった」などのテクニカルなお悩みを少しでも解決できるような、より実践的な内容を交えて解説を行います。後半では測定の意義や疾患との関わりについて弊社製品の実験例を交えてご紹介いたします。

 

 
潜入!細胞膜の先へ・・・ 視聴者からのコメント

"dojinグリーンの敬語とフランクさの間で頑張ってる感が 凄い良かった。このまま続けて欲しい。" 企業

誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"エンドソームに関する纏まったお話しありがとうございました。" 企業

感謝を賜りまして、誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"大変解りやすい説明で、次回も参加させていただきます。" 企業

誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"大変勉強になりました。ありがとうございます。" 企業

誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"非常に分かりやすい説明でした。
付着細胞の培養容器付着面に色素が入り込むというのは、とても興味深い話でした。ありがとうございました。"
 企業

誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"勉強になりました。ありがとうございました。" アカデミア

感謝を賜りまして、誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"(1) 本日の一番目パートでの細胞密度について具体的な値を教えて下さい。
(2) 後半で4度と37度の比較がありましたが、4度でのエンドサイトーシス阻害はどの細胞種でも起こることでしょうか?また、この比較実験を行う際のプロトコールを教えて下さい。(3) 薬剤封入合成リポソームのエンドサイト-シス経路での細胞取り込みを観測したい場合はリポソーム内部に蛍光色素を封入して共染色させた方が良いのかリポソーム側の脂質膜を別の色素で染色した方が良いのか教えて下さい。"
 アカデミア

(1) 本日の一番目パートでの細胞密度について具体的な値を教えて下さい。
⇒細胞密度が低い方は8 well slide (ibidi社製)に1x10^4 cells/wellで播種後次の日に観察した結果になります。密度が高い方は1x10^4 cells/wellで播種し3日後に観察した結果になります。
(2) 後半で4度と37度の比較がありましたが、4度でのエンドサイトーシス阻害はどの細胞種でも起こることでしょうか?また、この比較実験を行う際のプロトコールを教えて下さい。
⇒低温下で細胞の動きを止めるため基本的にはすべての細胞で可能かと存じますが、小社で実績があるのはHeLa細胞とJurkat細胞のみになります。
本実験のプロトコルはECGreenのマニュアルに記載しておりますのでそちらをご確認いただけますと幸いです。
(3) 薬剤封入合成リポソームのエンドサイト-シス経路での細胞取り込みを観測したい場合はリポソーム内部に蛍光色素を封入して共染色させた方が良いのかリポソーム側の脂質膜を別の色素で染色した方が良いのか教えて下さい。
⇒申し訳ございません。小社ではリポソームの染色実績がございませんので明確な回答ができかねます。推察になってしまい恐縮ではございますが単純に取り込まれるのを確認する際には内部に色素を封入し、リポソーム膜がエンドソーム膜と融合している像を観察される際には膜を染色する方がよいかと存じます。


"ぜひ、Caイメージングや細胞内輸送についてのセミナーを開催してよろしくお願いします。" 企業

頂戴致しましたご意見を今後の活動に活かしてまいります。
ご助言誠にありがとうございます。


"セミナーありがとうございました。
今回は動物細胞が対象でしたが、私は出芽酵母を扱っています。御社の製品は、ものにもよると思いますが、酵母で利用可能でしょうか?あるいは、酵母で染色できるかどうか、試供品を頂くことは可能でしょうか?"
 アカデミア

個別に対応しますので非開示でお願いします。


"実験でどこを注意しなければいけないか実例を用いて説明していただけたので、とても分かりやすかった。ありがとうございました。質問)Endosomeに取り込まれるDsRedなどは、たとえEndosomeの大きさが一緒でも取り込み量によってサイズが大きく観察されることはあるのか?webinar内での図で、膜染色EEとDextran染色EEの差がないように感じたが、局在だけの違いだけで染色像に優劣があるわけではないのか。" アカデミア

ご推察の通りで、小胞内に取り込まれる色素の場合は色素濃度を上げることで一つの小胞に対する色素の量が増え、小胞へ影響を与える恐れがあるかと存じます。またDsRedのような蛍光タンパク質との融合タンパク質を発現した際にも過剰量のタンパク質が小胞に局在することで大きさに影響を与える恐れがございます。その点、ECGreenは小胞膜を染色するため染色による小胞の大きさへの影響は少ないことが想定されます。また小胞の大きさが変化した際には膜を染色しているECGreenですと蛍光輝点がドット状からリング状に変化するため、イメージングによる区別がより簡便になるかと存じます。一方でこちらの色素も過剰量用いますと膜同士の融合等に影響を与える恐れがございますので、先生の実験系に合わせて推奨濃度域での濃度検討を推奨しております。


"タンパク質架橋剤や界面活性剤の話も聞いてみたいです。" アカデミア

頂戴致しましたご意見を今後の活動に活かしてまいります。
ご助言誠にありがとうございます。


"出席が遅くなり申し訳ございません。
もう一度見られましたら幸いです。今日はありがとうございました。"
 アカデミア

コメントいただき誠にありがとうございます。
今回の動画がお役に立ちましたら幸いでございます。


"初めてセミナーに参加しましたが、細胞膜やエクソソームに関する研究に取り組み始めましたので、非常に興味深く勉強になる内容でした。とてもテンポが良くて良かったのですが、メモを取るにはもう少しゆっくりだと良かったなと思いました。" アカデミア

頂戴致しましたご意見を今後の活動に活かしてまいります。
ご助言誠にありがとうございます。

第4回 魁!エクソソーム塾

~エクソソーム回収実験の入門編~

発表者:Dojinブルー
開発部
得意分野:エクソソーム関連研究
口癖:三度の飯より嫁が好き

本セミナーでは、最近話題になっているエクソソームについて、「エクソソームで何がわかる?」「どうやって検出してる?」「どうやって精製すればいい?」といった内容に触れながらエクソソーム研究の概要と重要性について解説いたします。また、お客様のエクソソーム研究をより深めるために弊社から提案できる製品についてご紹介し、実際の使用方法、実験例についても併せてご説明いたします。本セミナーがお客様の今後のエクソソーム研究の一助になれば幸いです。

 

 
魁!エクソソーム塾 視聴者からのコメント

"Exosome精製方法別にメリットデメリットがわかりやすく解説されていて、とてもためになりました。" アカデミア

誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"ありがとうございました。" 企業

感謝を賜りまして、誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"コンパクトにまとまったご説明で大変ありがたいです。" アカデミア

感謝を賜りまして、誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"ご講演ありがとうございました。" アカデミア

誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"またこのようなセミナーシリーズをぜひよろしくお願いいたします!" アカデミア

誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"丁寧でわかりやすい説明、ありがとうございました。
精製実験は計画していませんが、培養細胞内におけるエクソソームの免疫染色を始めています。"
 アカデミア

感謝を賜りまして、誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"非常に分かりやすい内容で、勉強になりました。" アカデミア

誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"Exosparklerについて質問です。
Exosparklerは粒子径分布が変わらないとのことで、データを見ると粒子濃度も変わってないように見えました。このデータを取得した際は蛍光無し:通常のナノサイト、蛍光あり:レーザーでのナノサイト解析を実施したのでしょうか。また、濃度が変わらないということであれば標識効率も非常に高いという理解で問題ないでしょうか。何卒宜しくお願い致します。"
 企業

ご紹介したデータは蛍光なしの通常のナノサイトでエクソソームを検出しております。また、Exosparkler標識によってエクソソームの濃度や粒子数が変化することはありませんが、標識効率に関しては測定が難しく、残念ながら正確なデータはお示しできません。
※Exosparkler標識のNTAデータは、標識エクソソームと未標識エクソソームが混在しており、その両方をNTAで検出しているとお考え下さい。
参考程度になりますが、Exosparkler標識したエクソソームとPKH標識したエクソソームをそれぞれ細胞に取り込ませた結果、Exosparklerの方がPKHよりも観察される蛍光輝点が多いことから、Exosparklerの修飾率はPKHよりも高いことがわかっております。


"エキソソームとほかのデブリの判別は可能なのでしょうか?" 企業

ご質問に関して、私の解釈に間違いがございましたら申し訳ございません。精製と検出の2つの観点からご回答いたします。
エクソソーム精製でエクソソームとほかのデブリを正確に分けられるかといったご質問であれば、どの精製法であっても程度の差はありますが精製エクソソーム内にデブリが混在しますので、正確に分けることはできません。
サンプル中に混在しているエクソソームとデブリを判別して検出できるかといったご質問であれば、残念ながら弊社でそのような実験を行った実績がございません。他社様からフローサイトメトリー用のエクソソーム検出キットや蛍光NTA用のエクソソーム検出キットの販売もされておりますが、いずれにしても弊社にてその精度を確認した実績がございませんので明確な答えを持っておりません。申し訳ございません。


"エクソソームの精製キットは一回でのサンプルの最大容量はどれぐらいですか" アカデミア

エクソソーム精製キットではサンプルの最大容量は設定しておらず、推奨サンプル量を 25 ml としております。
フィルターろ過での精製といった原理のため、サンプル中のエクソソーム量が多い場合には目詰まり起こしやすくなります。そのためサンプル量が多すぎるとろ過が進まなくなる恐れがあるので、推奨量のみをご提示しております。
弊社ではHEK293S細胞培養上清 25 ml から6.0+E9 程度のエクソソームを回収した実績がございます。上記実績を参考に、ご使用されるサンプルからとれるエクソソーム量が多い(超遠心法などでの回収実績がある場合)、あるいはどの程度とれるかわからない場合には、サンプルを数回に分けて(10 ml ずつなど)様子を見ながらろ過を進めることをお勧めいたします。
※ろ過速度についてはサンプル中のエクソソーム量以外にも、タンパク質等の夾雑物量が影響する可能がございます。


"エクソソーム関連を引き続きセミナーお願いします" 企業

頂戴致しましたご意見を今後の活動に活かしてまいります。
ご助言誠にありがとうございます。


"昼休みの時間と被るので、時間帯を見直してもらえると助かります。" 企業

頂戴致しましたご意見を今後の活動に活かしてまいります。
ご助言誠にありがとうございます。


"本日のセミナーのアーカイブ配信は後日ありますでしょうか?" アカデミア

コメントいただき誠にありがとうございます。
今回の動画がお役に立ちましたら幸いでございます。

第5回 栄養素よ!何処へ行く・・・

~様々な栄養素の測定意義や実験例を解説~

発表者:Dojinイエロー
開発部
得意分野:栄養素取り込み関連研究
趣味:草むしり

本セミナーでは、代謝の中でも細胞の栄養素の取り込み(グルコースやアミノ酸、シスチン)について、測定意義や実験例をご紹介致します。「RI測定やメタボローム解析をするのは面倒…」「実験操作が煩雑…費用も高そう…」など、試しに細胞の取り込みを測定してみたいけれどハードルが高い、そんなお悩みの方にぴったりな、弊社新製品の操作方法や実験例をご紹介致します。また、普段お客様が感じられている疑問点もできる限り解消できる場となれば幸いです。

 

 
栄養素よ!何処へ行く・・・ 視聴者からのコメント

"Dojinイエローさん素顔でのご登場で驚きました。
私どものラボで同仁化学さんの試薬は大人気です。今後とも便利な試薬の開発をよろしくお願いいたします。" 
アカデミア

誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"大変勉強になりました。
戦隊ヒーローに扮したアイデアもユニークで楽しく勉強することができました。5回シリーズのセミナーどうもありがとうございました。"
 アカデミア

誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"ここ2か月間の5回のセミナーありがとうございました。
使用法に加えて実例まで紹介いただいたおかげでユーザーの立場でキットの仕様のイメージを掴むことができました。今後は試薬を利用して仕事を進めていきますのでもしわからない点が出てきた時はご質問させていただけますと幸いです。Dojinレッドさんがスーツでご登場された時に何かあるのかなと思っていましたが、最終化の締めをいただき謹んで感謝申し上げます。また、Dojinイエローさん。素顔でご登場いただきとても有益な講演、ありがとうございました。今後とも何卒ご協力のほどをお願いいたします。"
 企業 

感謝を賜りまして、誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"ご講演ありがとうございました。" アカデミア

感謝を賜りまして、誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"セミナーの開催、ありがとうございました。
毎回楽しく拝聴させて頂きました。同仁さんの試薬はあまり使用したことがありませんが、様々な試薬やキットをお持ちであることが分かりました。今後、機会がありましたら、どうぞ宜しくお願い致します。"
 企業

感謝を賜りまして、誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"わかりやすい説明ありがとうございました。" アカデミア

感謝を賜りまして、誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"動画投稿ありがとうございます。
見逃したセミナーがあったので、助かります。ユニークな取り組みで、入社してみたくなりました笑。"
 企業

感謝を賜りまして、誠にありがとうございます。
今後も皆様に喜んでいただけるコンテンツを展開していきます故、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


"今回ご紹介いただいた試薬は細胞内に取り込まれた後の細胞内挙動をイメージング等で追跡することは可能でしょうか?" アカデミア

残念ながら追跡を行うことは難しいため、取り込み能力の測定にご利用いただければ幸いです。


"セミナーを見逃した部分もあるので、動画化を楽しみにしております。" 企業

コメントいただき誠にありがとうございます。
今回の動画がお役に立ちましたら幸いでございます。


"聞き逃したセミナーの資料を入手できるようにしてほしい。" 企業

コメントいただき誠にありがとうございます。
今回の動画がお役に立ちましたら幸いでございます。

学べる!! これからはじめるシリーズ

これからはじめる 細胞内代謝測定 これからはじめる ミトコンドリア研究細胞の栄養素取込み これからはじめる 細胞膜動態研究


その他 学べる!!これからはじめる

これからはじめる フェロトーシス検出 これからはじめる 細胞増殖/細胞毒性測定 これからはじめる 老化細胞検出 これからはじめるELISA・免疫染色 抗体標識キット 製品の選び方 これからはじめる微生物実験 これからはじめる バイオフィルム研究 これからはじめる バイオセンサー CLAMP法

ご視聴について

セミナーは、既存の「インターネットブラウザ」(インターネットエクスプローラー(IE)を除く)ならびにビデオ会議ツール「Zoom」を利用した配信です。パソコン、タブレット、スマートフォンでご視聴いただけます。

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