
日時:9/16 (火) 16:00-17:30
無料オンライン形式 (ZOOM)

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膜リン脂質を操作して
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進藤 英雄 先生 国立健康危機管理研究機構 |
私たちの細胞は膜で覆われており、主成分は多様な分子種からなるグリセロリン脂質である。この多様性形成を担う酵素が14種のリゾリン脂質アシル転移酵素(lysophopholipid acyltransferase,LPLAT)であり、その欠損マウスによって膜リン脂質を操作した研究が可能になった。本日は、操作例を紹介する。ドコサヘキサエン酸やパルミチン酸などの新たな生体機能がわかってきた。

CRISPRスクリーニングでひもとく
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圓岡 真宏 先生 京都大学高等研究院 |
細胞膜のリン脂質は非対称に分布しており、ホスファチジルセリン(PS)は通常膜の内側に局在しています。細胞死の過程でスクランブラーゼがPSを細胞外に露出し、貪食細胞に対する“eat-me”シグナルとして機能します。本セミナーでは、CRISPRスクリーニングを用いた神経特異的スクランブラーゼXkr4の活性化因子の同定法と、神経におけるXkr4の生理的役割についてご紹介します。

本セミナーの開催は終了いたしました。多くの方にご参加いただき誠にありがとうございました。