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GLP-1受容体(GLP-1R)作動薬は、cAMP産生を刺激し、プロテインキナーゼA (PKA)及びサイクリックAMP活性化タンパク質交換酵素2 (Epac2)の活性化に繋がることが知られているが、GLP-1Rシグナルがどのようにミトコンドリアやβ細胞の機能適応と結びつくのかといった分子メカニズムは未解明であった。本研究では、作動薬の結合および内部移行に続いて、GLP-1Rがエンドソーム上に存在したまま、小胞体-ミトコンドリア膜接触部位(ERMCS)において組織化因子VAPB、PKA-RIα特異的Aキナーゼアンカータンパク質(AKAP)であるSPHKAPと複合体を形成することを明らかにした。 |
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GLP-1R associates with VAPB and SPHKAP at ERMCSs to regulate β-cell mitochondrial remodelling and function |
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注目ポイント ・GLP‑1R陽性エンドソームがER–ミトコンドリア接触部位(ERMCSs)へ移動し、 そこで PKA‑RIを中心とする局所的cAMP/PKAシグナル複合体を形成する ・ER膜タンパク質のVAPBとAKAPであるSPHKAPはGLP‑1R陽性エンドソームとミトコンドリアを結びつける足場として機能し、β細胞機能の適応とミトコンドリア構造の再構築を誘導する ・GLP-1Rの作用機序を、エンドソーム-ERMCS間の特異的なGPCRシグナルとして再解釈した |
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| 関連製品 | |
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| アプリケーションデータ | |
ミトコンドリアスーパーオキシドと膜電位の同時測定HeLa細胞をHBSSにて洗浄後、MitoBright ROS Deep Red(製品コードMT16)とJC-1 MitoMP Detection Kit(製品コードMT09)を用いて共染色し、発生したミトコンドリアROSと膜電位を同時に観察しました。その結果、いずれの条件でもミトコンドリアROSの発生に伴うミトコンドリア膜電位の低下を同時に観察することが出来ました。
<検出条件(共焦点レーザー蛍光顕微鏡)>
<検出条件(マイクロプレートリーダー)> |
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リソソーム機能とミトコンドリアROS
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